今から20数年前、ある若い奥様が来店下さるようになりました。以来、お客と店主の間柄を超えて絵本談義に花を咲かせてもらっています。先日、その方から素敵なメッセージを頂戴しました。
私のファースト絵本は『ちいさなうさこちゃん』の絵本セット。亡き父は本が好きだったので、私によく買ってきてくれました。中でもお気に入りの物語は、『こびとのくつや』でした。何百回も読みました。物語のページを繰り返し、繰り返しめくっては戻って、夢中になってた日を思い出します。
大人になってからはみやがわ書店に足を運び、今度は絵本を自分の為に探すようになりました。ここに来ると必ず欲しい絵本と出会えます。
ターシャ・テューダー『コーギビルの村まつり』『コーギビルのいちばん楽しい日』『ひつじのリンジー』、ガブリエル・バンサン『アンジュール』『セレスティーヌシリーズ』、ジョン・バーニンガム『地球というすてきな星』『アルド』『くものこどもたち』、エリックカール『パパお月さまとって』『ちいさいタネ』『ことりをすきになった山』、ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』『モモ』『ゆめくい小人』などなど…。
絵本が私の心に栄養を与えてくれます。心境によって選ぶ本、読みたい本も違うので、じっくりと絵本を選ばせてもらう、この時間もまた癒しになっています。今日も素晴らしい出会いがありました♪ (小西志保)
当店では、「大人こそ絵本を!」という作家 柳田邦男さんの言葉を一つのキャッチフレーズにしています。絵本は子どものみならず、大人の心にも届くものがあると、日々感じています。
コメントをお書きください