4月15、16日の2日間、伊勢出身の絵本作家tupera tuperaの亀山達矢さんが小俣町へ来て下さいました。
15日は1:30~3:00ごろまで当店でサイン会。翌日は小俣図書館で講演会を。どちらも盛況で、地元出身なので小・中・高校のお知り合いがたくさんお見えになりました。
15日のサイン終了後、図書館の準備に向かった亀山さんは、再度当店にいらっしゃって雑談を。その中で、深く共感共鳴することが多々ありました。
「読書って…」紙のページをめくり本のぬくもりを感じ、もう一度戻って読み直し、それが親子なら尚楽しく何度も本の世界へどっぷりと…。しかし理想と現実とはかけ離れ、昨今は「本が売れない!」「本を読まない!」これでは作家も出版社も作品を出すことが出来ない。そこで大切な役割を果たしてくれているのが、「町の本屋さんなんです」と。
作家、出版社、書店、読者。この繋がりこそ「文字の文化」。更に人間の知恵や能力の進展に大切な役割を果たしているのでは、といったことを雑談の中から感じ取りました。47才の若い作家と、86才の老婆の意見が一致した瞬間でした。
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