ちひろに逢いに美術館へ

　三重県立美術館で「いわさきちひろ展」を開催中です。
　いわさきちひろさんの思いや絵、美術館をめぐる人々とのご縁は「絵本と童話の店みやがわ書店」の原点になっています。そして、バスツアーを組んでみんなで東京、安曇野の美術館を訪れたり、息子さんの松本猛さんや、お孫さんの春野さん、春野さんの御母様、由理子さんに何度も講演・トークショーをしていただきました。
　今回の三重県立美術館での展示は、昨年コロナ禍で中止となった企画がようやく実現したものです。待ちに待った大好きなちひろさんの絵を、早速足を運んで堪能してきました。
　ちひろさんが三重出身の画家中谷泰を師とした時代があり、画家として勉強した足跡と、そこからちひろスタイルへ飛躍していった流れを追うことができ、最後は絵本「戦火の中の子どもたち」などちひろさんの願いが胸を打つ見応えある展覧会です。8月28日まで開催しています。