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7月の新刊絵本など

「みけねえちゃんにいうてみな ぼくはおにいちゃん」

村上しいこ   作
くまくら珠美 絵
理論社 1,320円

人語を話すネコ?ネコの姿をしたおねえちゃん?とにかく、姉弟で力を合わせての問題解決シリーズ。今回は「ある日突然弟ができた!」。三重出身しいこさん、関西・三重弁も親しみやすい。

「ホホジロザメ」
沼口 麻子 文
関 俊一 絵
福音館書店 1,980円

映画『ジョーズ』のモデル、魚類最強と言われる一方で、絶滅危惧種にもなっているホホジロザメ。その生態が迫力ある絵で描かれています。画家は現在三重大学教授だそうです。

「りすとかえるの

     あめのたび」
うえだまこと
BL出版 1,760円

りすとかえるが一緒に船の旅をします。雨を楽しむかえる。でも、雨では旅に行けないと思っていたりすにとってはちょっとした冒険です。さて、雨の世界は…

「しーしずかに」
かかず ゆみ さく
市原 淳 え
金の星社 1,100円

「しー…」静かにするとどんな音が聞こえてくるかな?赤ちゃんと一緒に耳を澄まして、一緒に感じてふれあって。



「一緒に生きる
         親子の風景」
東 直子 著
塩川いづみ 画
福音館書店 1,760円

『母の友』連載の単行本化。歌人である著者が、自身の子育て期を振り返りながら、育児真っ最中のママ達に語りかける「よもやま話」。生活、自然、文学について…。視点が拡がることで心が大きくなれそう。

EDNE」
junaida
白泉社 2,750円

左ページに英語、右に日本語。絵は合わせ鏡のようになっている、ハズなのに…?エンデの『鏡のなかの鏡』との関係…不思議で美しい迷宮の中でしばらく楽しめそうです。

「ブラックホールって
    なんだろう?」
嶺重 慎  文
倉部今日子 絵
福音館書店 1,430円

まだ謎が多いブラックホールや重力のことを分かりやすく教えてくれます。ちょうど最近、巨大ブラックホールの輪郭の撮影に成功とのニュースがありましたね。