「琉球という国があった」
文 上里隆史
写真 富山義則
絵 一ノ関圭
福音館書店 1,430円(税込)
昨年10月31日の衝撃的なニュース。沖縄の首里城が真っ赤に燃え、「世界文化遺産」に登録されているお城が姿を変えてしまいました。
500~600年前の琉球王国は中国や日本、朝鮮や東南アジア等の人々と交流を深めました。様々な文化・知識・技術の集まる不思議な国。その象徴的な建物が首里城でした。
この本は当時の華やかな文化、繁栄の歴史を色鮮やかに描きます。燃えてしまった特異な文化を記憶として残していけたらと願い、この本を選びました。(孝子)
※本作品の売り上げの一部は一般財団法人沖縄美ら島財団「首里城基金」に寄附されます。
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